「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」の初回を見た

大人の説教 (文春文庫)

新しく始まったドラマ、HOPEの一話を見た。

原作は韓流ドラマのこの作品。
囲碁でプロを目指していたが夢叶わず、高卒でフラフラしていた主人公が、コネを使って入った一流企業の試用(インターン)から登りつめるまでを描くらしい。
なんでも働くすべての人への共感度100%だとか…。

が、こんな特殊な状況にどう共感しようというのだろうか。
というか、同じく最近始まった「家売るオンナ」もそうだったが、基本的にドラマの体を借りたオッさんのクドい時代錯誤な説教にしか思えないのである。

今、テレビドラマはオッさんの熱血みたいなものに支配されつつある。
「重版出来」だってそうだった、弱々しかったり、未熟な若者が元気な中高年に正されていくその様は、若年層を捨てにかかっている今のテレビが作るドラマとしては至極当然の内容であろう。

若者を主役と見せておいて、主人公は実は中高年。毎回カタチを変えるだけで内容にそれほどの差は感じられない。


「昔のように熱心にやれば仕事はうまくいく!
今の若いヤツは熱意が足りない!」

といった論調。

例外として「ゆとりですが何か?」が素晴らしかった点は、そこにメタ的な視点が有ったり、中高年だって落ち度があるように公平に描かれていたからだ。

 

しかし、テレビドラマという夢の世界ですら、
オッさんの説教に支配されるなんて、それこそ最悪だと僕は思う。

HOPE、希望無し。