BELLRING少女ハートの健在っぷり
BELLRING少女ハート(以下ベルハー)の8/16新宿タワレコのインストアを見てきた。
ファーストアルバムが出た頃、ついにアングラアイドルの決定版が出たかと、かなりの興奮を持ってベルハーを見に行っていた事を覚えている。
あの頃は丁度でんぱ組.incやBABYMETALの名前が世間に知られてきた頃で、ももクロの次はいったい誰なのかということに多くのアイドルファンの関心はあったかと思う。
ファズギターやチープなオルガンがサウンドの主体のベルハーは、ゴリゴリのアキバ系でも、渋谷系のお下がりでもない、独自の世界観が好きだった。
2013年のTIFでモデルガン持って出てきた場面は良い想い出だ。
あれから3年経ち、正直ベルハーからの関心はかなり薄れていたのだが、今回見たベルハーは3年前と一つもブレていなく、メンバーもかなり変わっているようだが、それに伴う違和感もさほど無く、ベルハーというフォーマットの力強さを感じた。
ベストアルバムの発売に伴うインストアということでか、昔の曲も幾つか披露され、とても懐かしく聴いた。
今ではBABYMETALなどが海外で成功している反面、結局そういうのは大きな事務所に所属しているグループがほとんどで、
あの頃ほどこういう地下っぽいアイドルの成功モデルみたいなのは想像しにくくなっているけれど、根気強く活動を続けているベルハーにはなんらかのカタチで報われてほしいと思ってしまった。
BELLRING少女ハートは絶対流行らないけど、絶対歴史の片隅には残るグループだろう。
万が一流行るような事があったらその時はすいません。