グランドビッグミー
というかこれ、要するに"スーパーサイズ"じゃないか…。
「スーパーサイズ・ミー」という映画を御存知だろうか。
マクドナルドを食べ過ぎた事による健康不調を理由にマックが告訴されたという、
訴訟大国アメリカらしいニュースがかつてあったのだが、
これに触発された監督が、
本当にマックの食べ過ぎは身体に悪いのか検証してみようという事で「一ヶ月間朝昼晩マックのみで過ごしてみた」という、
ユーチューバーの先駆けのようなドキュメンタリー映画である。
その時のルールとして監督が設定したのが「スーパーサイズを勧められた場合は、
絶対にスーパーサイズを頼む事」というもの。
スーパーサイズはアメリカで当時販売されていた、どうかという位の特大サイズのことである。
ここから先はネタバレになります
だいたいお分かりかと思うが、
マックの食べ過ぎはやっぱり身体に悪かった。
やんなくても分かりそうなもんやんけというツッコミはしないであげてもらいたい。
何事もやってみなければ分からない、モーガン・スパーロック監督に拍手である。
で、結果、やっぱり特に身体に悪いスーパーサイズの販売は終了したとさ…というニュースで映画は幕を閉じるのである。
めでたし、めでたし…。
世界は平和に包まれたかのように思われた
だがしかし、
悪の帝王が名前を変え、今度は我が国日本に上陸した…。
グランドビッグにギガビッグ。
しかしながら健康志向の現代において、
最近弱ってきているマックが完全におかしく…、
もとい、
新しい挑戦を始めたというのはとても興味深い。
一度くらい食べてみたいものである。
そして検証したい。