navylight’s blog

当世のアイドルと前世のニューウェーブ

ボブディランは返さない

欅坂46のデビューシングルで「渋谷川」という曲を歌っていた"ゆいちゃんず"の新曲「ボブディランは返さない」。 ゆいちゃんずは典型的なフォークデュオで、前作「渋谷川」はベッツィ&クリスのようなフォークど真ん中な雰囲気があったのだけれど、今回は打っ…

ついにリリース!世界には愛しかない!

待ちに待った欅坂46のセカンドシングル「世界には愛しかない」がリリースされた。我が家にも昨日CDが届き、聴きまくっている。 リリース前から聴いていたからこそ味わえる、このCDの高音質で曲を味わえることへの喜び。 CDの音源で聴くと、サビの高揚感もよ…

シンゴジラ、石原さとみ。

これでもかってくらい話題のシンゴジラですが、とても素晴らしい映画でした。数年前の海外版とかなんだったのか、百点満点です!石原さとみさんの演技以外は…。今回は石原さとみの演技にのみ絞って考えたい。 まだ見てない人に簡単に説明しておくと、シンゴ…

マッハスピード豪速球の激選名作コント!

昨晩ついに! TBS「マツコ&有吉の怒り新党 番外編」にて、大林素子大先生の選ぶお笑い代表のひと組として、かねてから応援しているマッハスピード豪速球というお笑いコンビが出演し、おそらく初?のフル尺のネタを披露されていました。番組では「居酒屋」の…

家売るオンナはひと味違う

北川景子主演の「家売るオンナ」、現時点で二話まで放送が済んでいるのだけれど、なかなか面白くなってきた。初回だけみた感想だと、昔気質の仕事のやり方を押し通す三軒家(北川景子)が周りの意識の低い社員たちを立て直していく物語なのかと思ったのだけ…

世界には愛しかない、強い!

一曲の曲についてここまで考えさせられるのかと思うほど、この曲はフックの嵐だ。 今回はここの歌詞について。 「最後に逆らったのはいつだろう 諦めること強要されたあの日だったか アスファルトの上で雨が口ごたえしてる傘がなくたって走りたい日もある」 …

原始、今田は太陽であった!

小学校低学年のとき、自分がお笑いで誰が好きだったかと考えたとき、それはダウンタウンでもとんねるずでもウッチャンナンチャンでもなく、今田耕司であった。90年代後半の今田耕司の勢いは凄かった。90年代の終わり、とにかく喋りが面白くて新しい感じのす…

「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」の初回を見た

新しく始まったドラマ、HOPEの一話を見た。 原作は韓流ドラマのこの作品。囲碁でプロを目指していたが夢叶わず、高卒でフラフラしていた主人公が、コネを使って入った一流企業の試用(インターン)から登りつめるまでを描くらしい。なんでも働くすべての人への…

森絵梨佳のラブラブエイリアン!

この夏、フジテレビ系にて始まった「ラブラブエイリアン」という新ドラマ。 30分二本立てというちびまる子ちゃん的構成の、おそらく女子向けあるあるドラマである。 原作は岡村星の漫画。 これに出ている森絵梨佳が良い、色っぽい。 森絵梨佳と言っても誰だ…

徳山大五郎のオープニングは「世界には愛しかない」の最高のMV

とにかく欅坂46の「世界には愛しかない」が最高過ぎる、しつこく三記事目。Amazonプライムビデオで、「世界には愛しかない」が主題歌として使われている新ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」の第一回が配信開始された。本編の方は本当に最高で、自分的に…

新ドラマ「時をかける少女」の初回を見て〜チグハグなイマ

そもそもなんでまたリメイクしようと思ったのだろうか。原田知世の映画版が最も有名な「時をかける少女」の新作ドラマが日本テレビで始まったので見てみた。これまでに「時かけ」の映像化は、映画版1983 原田知世主演1997 中本奈奈主演2010 仲里依紗主演ドラ…

AKB若手曲推進「君を君を君を…」

これから最近のAKBの若手曲について何曲か書いていきたい。若手曲というのはいわゆる最近のAKBシングルのリードトラックとは全く質感が異なり、歌唱するメンバーも大幅に違う。本来はこちらのような曲をリードトラックにして新しいAKBを見せるのが良いのだろ…

世界には愛しかないbyボブ・ディラン

ラジオで初解禁されてから先日のテレ東音楽祭でさらに火がつき、ひたすらこの曲のラジオの録音を聴き返している。改めて欅坂46「世界には愛しかない」について考えたい。「世界には愛しかない」、この歌詞のルーツは一体なんなのだろうか。タイトルからまず…

甘噛み姫、サイレントマジョリティーとの対比

もはや現時点で2016年を代表する曲のひとつといってもよいほど評価が決定づけられている欅坂46の「サイレントマジョリティー」。 あの曲が出て以降、48グループの出す曲はすべて「サイレントマジョリティー」と比べられてしまうという宿命と戦わなければな…

我が青春のVジャンプ〜漫画編

かの有名なコロコロコミックでさえ歴史に名前を残す漫画は幾多ある歴代連載作品の中でほんの一握り。連載が終わってしまえば増刷がかかることもなく忘れ去られていってしまうものがほとんどだ。 元々が連載ページ数に制約が有り、単行本化まで時間がかかって…

君はミン&クリナメンを知っているか!?

ミン&クリナメンは80年代にインディーズで活躍した日本のバンドである。 ボーカルを務めた泯比沙子はライブ中に セミを食べるなどの奇抜なパフォーマンスで知られ、ベーシストの調先人は後にハイロウズでも活躍した。 ナゴムレーベル、キャプテンレーベル…

アイドルがアルバムを出すタイミング

先日、個人的にソロ活動が好きだった前田敦子がようやくソロでアルバムを出した。

わが青春のVジャンプ〜えのきどいちろう編

コロコロなんて子どもっぽい、かといってボンボンでもない。ファミ通はまだ敷居が高い。 そんな小学生の需要を満たしてくれたのがVジャンプであった。 Vジャンプが教えてくれたものの中で特筆すべきは、"コラム"というものの面白さだ。 小学生の手の届く範囲…

欅坂46「世界には愛しかない」の懐古的現代感

欅坂46の新曲「世界には愛しかない」がついに解禁された。 こんなに秋元康が仕掛けてきてるのも最近では珍しい。 やっぱり昇り調子の環境で活きてくる人だと思う。 秋元康に再生工場としての機能を期待するのは間違えているのかもしれない。 「世界には愛し…

最後まで見た「重版出来!」

[asin:B01EIVS6UC:image:large]ドラマ「重版出来!」の評判は気づけばどんどん広がっていき、最終回の頃にはちょっとした盛り上がりを見せていた。事実僕自身、初回を見てあまり良くは思わなかったのにも関わらず、なんとなく気になって見続け、結局最後まで…

2012年の制服のマネキン

まさに今絶頂の乃木坂46ですが、 そんな乃木坂46が2012年12月19日にリリースしたシングル曲が「制服のマネキン」です。 以下の文章はそんな制服のマネキンに関して、2012年のリリース直後に僕自身が書いた感想のようなものです。 今の僕と意見が違うところも…

MDについて

10年ほど前にMDコンポを買った。 気づけばMDはすっかり懐かしのメディアと化し、再生するための機器を新品で手に入れることも難しくなった。 しかしながらすでに10年前の時点でPCによるCDのリッピングは手軽なものになっていたし、わずかではあるがMP3プレ…

デュランデュランデュラン

デュランデュランというバンドに興味をもったきっかけは、中学生の頃、近所にあったゲームとCDを一緒に売っている中古店だった。 店頭でそのバンド名を見た瞬間、ドラクエのあのモンスターが頭に浮かんだ。ドラゴンクエスト ソフビモンスター 032 デュランス…

「翼はいらない」の歌詞と北原白秋

去年からグループのパブリックイメージでもあり毎年恒例だった、大勢で水着で歌うスタイルの曲をリリースしなくなったAKB48。 そもそもこの6月に出るシングルというのはいわゆる選抜総選挙の投票券が付くということで、結果的にその年一番の売り上げのシング…

とと姉ちゃん-人生は雑誌だ!

はじまったばかりの頃は高畑充希が朝ドラをやるとうことで、様子見気分で見ていた「とと姉ちゃん」。 今では毎日の放送を必ず当日中に見るほど、ハッキリいってハマっている。 今、ストーリーは常子が試験に受かり、晴れて職業婦人になれたというところ。 常…

西野七瀬、光合成希望

乃木坂46でソロ曲を持っているメンバーというのは数えるほどしかいないのだけれど、 とくに西野七瀬の楽曲は群を抜いて素晴らしい。 先日発売されたばかりのセカンドアルバム「それぞれの椅子」に収録されている「光合成希望」も実に名曲だった。 西野七瀬…

とにかく一話目が凄すぎる、ウルトラセブン

これまで通算何回見たのか分からないが、ウルトラセブンの一話をまた見てみた。 シリーズものの新作の一話として、こんなにも上出来なものは無い。そもそもウルトラセブンはウルトラQからはじまる円谷プロのウルトラシリーズ3作目である。 3作目というのはシ…

ルーツ・オブ・ドラゴンボール

ドラゴンボールには色々な作品からの影響が見られる。アクション映画からSFまで多岐に渡ると思うのだけれど、その中からいくつかご紹介したい。「ターミネーター」 セル編の冒頭、荒れ果てた未来からトランクスがやってくる、あのくだりはまさにターミネータ…

マブーセ博士のプロパガンダ

サンプラーなどのデジタル楽器の発達によってそれまでと全く違う質感の音楽を作ることが可能になった80年代、それらの新しい音源を巧みに使いこなし数々のヒット曲を生み出したトレヴァー・ホーン。 そんな彼はバグルスの「ラジオスターの悲劇」や、イエスの…

小栗かずまたは世界に羽ばたくか?

「花さか天使テンテンくん」という漫画があった。個人的にあの作品、ハリウッド映画にできると思う。少年ジャンプが割と低迷していた頃のギャグ漫画で、割と低年齢層向けな作品ではあったのだが、作品の根底的な世界観はとても深い。テンテンくんの世界では…